高知カツオ県民会議は、カツオに関する情報の保存と公開、活用を目指して「デジタル・アーカイブ」を開設しています。カツオに関する有益な情報を電子化し、文化の伝承の一翼を担いたいと考えています。現在、入手が難しい資料を掲載していますので是非、ご覧ください。
無断転載はお断りします。必要な場合は県民会議の事務局にお問合わせください。
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鰹人海(かつお・ひと・うみ)
発行:高知県中土佐町
黒潮と大空のブルーを背景にカツオが飛び、男たちが躍動する。近海一本釣り船「順洋丸」(高知県中土佐町)の操業風景を活写した迫力の写真集「鰹人海 (かつお・ひと・うみ)」。1999年夏、カメラマンらが約1週間、船に乗り込み、豪快な漁の様子や船内生活、水揚げ風景などを撮影した。陸上では目にすることのできないカツオの横しま模様をとらえるなど、臨場感あふれる貴重な記録。2001年。68ページ。
漁の詩(すなどりのうた)
発行:高知新聞社
「すなどり」とは、万葉集にも出てくる古語で、魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。2008年2月から約1年間の連載企画を一冊にまとめた。土佐清水のメジカ節作りの取材から始まり、食文化、カツオ漁の現場、世界的な資源争奪戦、カツオ資源の保護まで、福田仁記者の視野は広がっていく渾身の連載。約10年前の記事だが、まったく古びていないのは、カツオ漁と日本漁業が抱える構造的な問題が、解決されていないからだ。